35歳の哲学

〝迷った心が楽になる〟人生の考えを記録。書きたいことを書き記す。

食べたもので体がつくられる。 聞いた言葉で心がつくられる。 話した言葉で未来がつくられる。

迷ったときほど、改めて考えさせられる言葉の一つです。

 

食べたもので体がつくられる
聞いた言葉で心がつくられる
話した言葉で未来がつくられる

 

だからと言って、

「良いものを食べよう」「良い言葉を聞こう」「良い言葉を伝えよう」とは思いません。これらの共通点である〝良い〟とは、一体何が良いものなのか。自分にとって不明確な場合、理解が乏しくなってしまいます。

腹に落として行動につながるようにするためには、自分なりの解釈があることが大前提ですよね。

そこで、「食べたもので体がつくられる。 聞いた言葉で心がつくられる。 話した言葉で未来がつくられる。」について再考します。

 

<目次>

 

1.食べたもので体がつくられる

私たちの体は、食べたもので作られます。これまでの食生活によって形成されたカラダこそ、〝今〟のカラダです。

 

「何を」「どれだけ」材料と料理区分:農林水産省

 

基本として、主食・副菜・主菜・乳製品・果物の5つの項目をバランスよく摂取します。

これらのバランスを保つことで、健康維持・向上に繋がると考えられていますが、この逆説からわかることは、不調を招いているとき、5つの項目を見つめ直すことができたら、改善されると考えられるのではないでしょうか。

便秘で悩む

たとえば、バランスの良い食生活を心がけていれば、便秘で悩む回数は減るはずですが、私たちは必ずと言っていいほど便秘で悩みます。

人によって、毎月悩む人もいれば、1年に1度、天の川のように便秘に出会う人もいます。

便秘の問題点

便秘の問題点として、胃腸の蠕動運動回数の低下や食物繊維の不足が考えられます。食物繊維が不足していると、腸に詰まった便が排せつされずに、腸内で滞ってしまうと考えられます。

過去、食べたものを思い返してみると、もしかすると口にしていない食材やよく食べている食材に気づきますよね。

便秘の改善点

食物繊維とは、ひじきやゴボウなどに含まれている食材です。5つの項目のうち、副菜に該当する品ですので、ひじきの煮物やきんぴらごぼうなどにして、定期的に摂取すると改善につながります。

結論

健康でいられることも、不健康でいられることも、これまでの食生活によって作られた結果です。これまで摂取した食材によって〝今〟の体が作られているため、不調になっているときに気づかされますよね。

私たちは、食べたもので体が作られます。言い換えれば、たとえ不調になっても、食事内容を振り返ることで改善できると期待できます。

つまり、私にとって良い食べ物とは、必要としている食材をいいます。

2.聞いた言葉で心がつくられる

私たちは、聞いた言葉によって心がつくられます。もう一つ言えば、聞いた言葉の受け取り方の違いともいえるのではないでしょうか。

問題点

完璧主義の環境で育った人は、次のような言葉を投げかけられた経験があるはず。周囲から「お前はダメだ!」と言われたあと、「私ってダメなんだ」と変換してしまうと考えられます。

すると、「もっとがんばらなくちゃ」「私って本当にダメだから、もっと練習しなくちゃ」と自分を追い込んでしまうこともありますよね。

改善方法

周囲の環境によって、今の自分の心が作られます。つまり、その環境に一人でも、〝好きなことを好きなようにやればいい〟と言ってくれる人がいたら、受け取り方が違ったのではないでしょうか。

ダメだと言い続けている自分に対して、ダメじゃないと反発するのではなく〝ダメなところもあるよね。だって人間だもん〟と、親であっても子であっても、ダメなところがあると伝えられる人が一人いれば変わります。

結論

ダメだと言われ続け、その言葉を素直に受け入れていれば、きっと心を病みます。しかし、その改善方法として、応援者が周囲に一人でもいれば、きっと異なる環境がつくられるはず。

つまり、私にとって良い言葉を聞くとは、固定観念を覆してくれるような柔らかな言葉なのかもしれません。

3.話した言葉で未来がつくられる

 日頃から言葉の選択は気にかけています。なぜ気にかけているのかと言うと、言葉とは、自分と周囲との信頼関係につながるため、気にかけています。

発言内容から気づく

自分の言葉を聞いていると、ストレス状況が見えてくることがありますよね。

私の場合、否定的な発言が多ければ、ストレスが蓄積している可能性が高いと読み取れます。そんなときは、大抵、仕事やプライベートでうまくいっていないことが多い。

肯定的な発言が多ければ、ストレス度は低く、前向き。仕事もプライベートも順調なときが多いのです。

でも、本来気づかなければならない問題とは、否定的な発言をしすぎているときの自分なんです。

問題に気づく

仮に、私自身が否定的な発言が多ければ、

  • 周囲には人が近寄らない
  • もしくは否定的な人が集まる

のではないでしょうか。このような状況では、ストレスフルで荒々しいコミュニティ形成、狭小の視野で想定できずにトラブル続き・・・なんてこともありそうです。否定的な集団では摩擦は日常茶飯事です。

これでは、ビジネスでもプライベートでも人のご縁は繋がりません。そのような未来のさらに先は、いつしか孤独になっているのかもしれません。

結論

今の状況とは、これまでの自分によって作られた状況を指します。言うなれば、言葉=思いのやりとりによって作られた世界です。私たちのコミュニティは、話した言葉によって信頼関係が築き上げられるため、話す言葉は重要なのです。

つまり、私にとっていい言葉を話すとは、どのような体調の波にでも乗って、波に逆らうことなく伝えられる言葉と言えます。

4.おわりに

食べたもので体がつくられる
聞いた言葉で心がつくられる
話した言葉で未来がつくられる

 

について、持論を書き出しました。飽くまで一つの側面について解説しましたが、様々な体験と振り返りをしていれば、観点は増えていきますよね。

 

昨日より笑ってるかな
昨日より動いているかな
昨日より学んでるかな

 

これらの言葉には、迷った時こそいつでも思い出せるようにしておきたい思いが詰まっています。