35歳の哲学

〝迷った心が楽になる〟人生の考えを記録。書きたいことを書き記す。

勉強で学んだことを運動で応用しよう

勉強も運動もそつなくこなす子供を見ているといつも感心します。

 

勉強で言えば文系理系関係なく取り組め、運動で言えば、陸上競技でも球技でも関係なし。文武両道とは言うけれど、なぜこのような高い応用力を身に着けられているのかと幼少期から疑問でした。

 

しかし、今思えば親や環境の教育の違いとしか言いようがなく、ご両親が献身的に支え、見守り、子の個性をみつけて育んだのだとわかります。

 

社会人になってからわかることは、親や周辺環境によって子供の個性が

  • 育まれるか
  • 芽を摘むか

別れるのだと気づき、考えさせられます。

 

そこで、今回は「勉強と運動」を主軸に独自の観点で書き出します。

 

勉強と運動は違うものだという認識を持ち続けた結果、〝別物〟として捉えてしまうけれど、〝類似〟する点も豊富にあります。

 

その上でいくらでも応用できると理解すれば、文武両道の精神が育まれ、どちらも楽しくなりますね。

 

<目次>

 

1.国語をしながら運動する

文章問題における重要点は、読解力です。

 

登場人物のセリフの背景や文脈、動作から読み取れます。読解は、仕入れた情報から如何に想像するかがポイント。読解力とは想像力によって読み取れる力と言い換えることができます。

 

運動における読解力とは、文章以外が主立っています。


たとえば、チーム競技のサッカーで考えます。サッカーでは、自らの体調を読み取りコンディションを把握するほか、チームメイトのコンディションの把握が必要です。コンディションを把握するためには練習などの時間を活用し、コミュニケーションを図りますよね。

 

仮に、コミュニケーションにおいて違和感を覚えたのなら、その違和感について〝なぜ〟を言語化します。言葉では言い合わらせない非言語メッセージを受け取る力=読解力です。

 

チーム勝利のためには、自分と相手のコンディションを読み解く力が必要です。幼少期から教育×さらなるステップアップを目指せば、相手チームのコンディションも、一目で読み解く力が備わるのかもしれません。

 

つまり、勉強と運動を別物として考えるのではなく、国語をしながら運動するのです。

 

2.算数をしながら運動する

算数を通じて学べる点は、物の見方です。サッカーなどのチーム競技において、必要不可欠な視点です。

 

サッカーは、相手ゴールにボールを収めることによって1得点だと誰もが知っています。着地点が決まっているのなら、ゴールを決めるまでのルートを考える必要がありますよね。

 

1+1=2の計算式から理解できる点は、解が一つと言えます。ゴールを決めるまでのルート解は一つになってしまうと理解できます。

 

しかし、足し算でなく、引き算・掛け算・割り算を使用しても良いのならどうだろう。

 

仮に「〇-〇=2」や「〇×〇=2」「〇÷〇=2」の可能性を見出すことができれば、ゴールまでのルート解は一つになることはありません。

 

 

サッカーなどのチーム競技において、ゴールを決めるまでのルートを複数もっていると、相手ディフェンスを突破する確率もあがりますよね。

 

また、プレッシャーのある環境では視野が狭くなってしまう〝雰囲気〟は避けてはとおれません。物の見方は一つではなく、多面で考えられると知っていれば、負の雰囲気を打破し、チーム勝利へとつながることが期待できますよね。

 

3.おわりに

本来の勉強と運動のあり方を見つめると、

  • 勉強とは知育
  • 運動とは体育

と置き換えられます。「知」も「体」もどちらも自分でおこなっているものならば、別けてばかり考える必要もないですよね。枝葉に囚われていれば、応用できません。

 

枝葉に注意を向けるのではなく、根幹を観察します。


どちらも類似点があると理解し始めると、文武両道の精神が自ずとついてくるから、成長も加速されます。

 

子育てをする際は、このような視点も含めて子供の成長を見守りたいですね。